大学食堂前の敷地に、単純構造で人々をつなぐギャラリーを設計した。昔からログハウスやテントなどで使われてきた単純構造かつ作りやすいA フレームに注目し、ギャラリーを設計した。A フレームの地面に接する2つの端点は敷地の形状から、頂点はそこを通っていく人の動線からインストールすることで、ギャラリーと人の通り道を一体化させることを目指した。斜めの材と横の材の長さが2パターンの材料ですべてのA フレームが構成されておりいるため、作りやすさも考慮されている。さらには、同じ長さの部材を使うことで、敷地の形状がA フレームの頂点や重なる部分のグラデーションに影響されるデザインとなっている。
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